どこでもブログ

役に立ちそうなこと、失敗談などを適当に書いています

食事に招かれた時のマナー

イメージ 1
                            NY郊外 自宅の庭
 
欧米で食事に招かれたとき、みなさんは何を持っていかれますか。
英会話の先生が持っていくもののタブーを話されていましたので、ご参考に。
 
私は大概、ちょっと高級なプラリネチョコや花のアレンジなど。
お花は、アレンジがしてあって手間のかからないものが理想だと思っています。
忙しい時に花瓶を準備していただくのが申し訳ないので。
 
・英会話の先生の手土産でマナー違反になるものの答えは、日持ちしない生ケーキ。
 
何故かというと、招待する側としてはある程度の人数を招くために、数日ぐらい前から何をだそうかと計画をたてています。
その中でデザートはとても女性にとって重要で、甘いものが好きな方は手作りでお得意のケーキを焼いていたりします。
そのデザートタイムで主役の場を奪うようなものを持っていっていくのは大変失礼とのこと。
でも、英語の先生が話すぐらいなので、よほど同じトラブルが多いのでしょう。
 
結局、日本人は食事に招待することも招待される経験も無いということだと思います。
このマナーはアメリカ人に限らず世界共通です。
(日本人でも前もって聞いてみるとか、あるいは少し考えればわかることなんですが。。。)
 
私にも経験があって、日本人10名以上の方をお招きしたとき、ゲストの一家族が、数種類の合計十数個の美しいケーキを持ってこられました。
繊細で美しいケーキは私の準備したものより遥かにクオリティーの高いものでした。
そして、一つ一つゲストすべての方にお出ししました。
 
でも、皆が帰宅しほっとするまもなく、出る幕のなかった3段の(アフタヌーンティーでよく使われるもの)ケーキトレイを解体したり、冷蔵庫を開けた時に、準備していたシュークリームやロールケーキ、季節の和菓子、プチケーキ、たくさんのフルーツなどの日持ちしないデザート十数人分を見た時、泣きたくなるようでした。
 
こんな時、アメリカ人なら自分で準備した手作りのデザートも一緒に出しているかもしれません。
そして二度と誘わないでしょう。
(昔、スイス時代にも同じようなトラブルを耳にしたことがあります)
 
それでは、もらってうれしい手土産はなんでしょうか。
ドイツ語を習っていた時に、先生は、フォーマルな席に家族で行く場合には2種類か量を多めに、一人なら一つにしていると話していました。
そこまでする必要はないと思います。
というのも、招待する側もそこまで期待していませんから。
 
お花、高級プラリネチョコ以外にはシャンパン、ちょっと高級だったり珍しい赤ワイン、高級でなくてもワイナリーに行ってきてかったとか、何か話題になるもの、日持ちするお菓子ももうれしいです。
完璧すぎなず、日持ちする手作りの物も喜ばれるでしょう。
要は、苦労して準備したものを主役の座から引きずりおろさないものならいいわけです。
また、フォーマルな食事でなく、面識があったりコンタクトを取りやすい仲なら、「何か持っていきたいけど何がいい」と聞くのが一番。
 
 
みなさん、初めて食事に招待されたお宅に生ケーキを持っていくのは,マナー違反なので気をつけましょう。
そして、招待されたときに一番大切なのは楽しむこと。
(実は日本人(私含む)にはこれが一番難しい!)
せめて、招待してもらって嬉しい、楽しかった、素晴らしい機会だったと伝えましょうね。