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春を告げる花

ヨーロッパで春を告げる花といえばクロッカス。
特に、オランダは球根で栄えた国だっただけあって、とてもたくさんのクロッカスを見かけた。
まだまだ雪の日が続くような、決して春らしくない時期に頑張って生えている姿に心が温まった。
 
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クロッカス 葉っぱを鹿に食べられてます
 
 
その様なわけで、数か月前庭に植えておいたクロッカス。
確か、1ダースぐらい植えたはずなのに、様々な敵に食べられて、最終的にたった一つだけ姿を見せてくれたのがこの写真。
よく頑張りました♪
 
クロッカスの次に咲くのはスイセン
そして、球根の花ではチューリップがそれに続く予定。
このチューリップもやはり、生き残っているのは4つほど。。。
 
そして、ヨーロッパとこのアメリ東海岸の木で春の花を咲かせるのはモクレン
日本ではあまり見かけないピンク色が多い。
遠くから見ると桜と見間違える色だけれど、モクレンなので、何だかおおざっぱな感じでちり際のあでやかさは期待できそうにない。
今では、樹形が入道雲のようなので、遠くからでも見分けられるようになった。
けれども、とても華やかなので、春の花としての威厳を感じる。
 
低木では、ヨーロッパと同じく黄色いレンギョウの花。
株立ちするので、きっちり選定することが前提だが、庭の生け垣としても使われている。
 
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                      まぶしいほどの鮮やかな黄色 レンギョウの花
 
私にとってこのレンギョウ漢方薬の印象が強い。
炎症を沈め、排膿の効果があるとのこと。
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)は、慢性鼻炎のお薬
さらさらとした鼻水の時には小青竜湯が用いられることが多いが、実はこの薬は効果が高い代わりに副作用が心配だそうなのだとか。
荊芥連翹湯は慢性化していて、鼻水の濃度が濃い場合や蓄膿症にも効く。
クラシエ(以前のカネボウ製薬)などが手に入りやすい。
実際に漢方薬に用いられるのは東洋の品種の様なので、これを食べれば治るというものではないようだ。
たくさん花粉を出して人を困らせるレンギョウだけれど、花粉症に効く薬でもあるところが何だか不思議。
 
日本でおなじみの桜も近年よく植えられているようで、ヨーロッパでもアメリカでも少しづつ増えている様な気がする。
アメリカはまだおおらかなのだけれど、残念ながらスイスでは一生懸命剪定しすぎて、あまり花をつけていなかった。
「桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿」という、あまり上品な言葉ではないけれど、この役に立つ言葉のとおり。
街路樹の様に剪定されてしまう場所に植えるのはそもそも無理のある木なのだけれど、車の多く通る道の街路樹として使われていたりするのが残念。
 
やはり、さくらは公園に植えてほしい♪
そうすれば、じっくりお花を楽しむことができるから。
 
 
追記                    2018年7月
日本で小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
アメリカのホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
子供が日本でアレルギーになり、怪しい食品をやめたところあっさり完治したことがきっかけです。     海外発送は別途お問い合わせください。
Naturange(ナチュランジュ)      https://www.naturange.shop/