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役に立ちそうなこと、失敗談などを適当に書いています

歯科治療 日本と海外比較

「日本の歯科治療は先進国の中で最悪」
だとか、
「保険治療が日本の歯医者をダメにした。」
 
という話を聞いたことのある人は多いはず。
でも、具体的に何が悪いのかわからないのではないだろうか。
 
海外で治療した時にまず多くの日本人が指摘されるのは、日本で受けてきた治療がひどいということ。
レントゲンではっきり見えるだけに、説明を受けてかなりショックを受けた記憶がある。
私が経験したダメ歯医者の治療例をあげておくので、心当たりのある方は即刻歯科医を変えることをお勧めする。
 
・詰め物がとれた・・・
 
何が問題なのかわからない人も多いかもしれない。
金属の詰め物は劣化することはないが、歯と詰め物の間に入れる接着剤の様なものは劣化する為、出来るだけ薄くつけることが好ましい。
詰め物がとれるということは、わざと小さめに詰め物をつくっているため。
型どおりきっちり作ると入れるときに修正するのが面倒だからという、手抜き治療。
「とれる」ということ自体、詰め物と歯の間に隙間だらけ、つまり虫歯になる可能性が高い。
 
・小さな虫歯を治療する・・・・
 
今は、小さな虫歯は歯磨きを真面目にすればなくなることが確認されているため治療を要しない。
スイスでは、レーザーの器具で虫歯の深さを測って判断していた。
子供の虫歯も、経過観察している間に消えてなくなった経験がある。
 
・説明なしに奥歯にプラスティックの詰め物(レジン充填)をしている。
 
奥歯には強い力がかかるので、基本的には金属の様な強い素材を使う。
それをプラスティック系の詰め物をすると、ひびが入り、気づいた時には中が虫歯になっていることもある。
このレジンは以前よりも強く改良されているとはいえ、耐用年数は2年程度。
型をとるために何度も通う手間は省けるメリットはあるものの、弱いというデメリットを説明することなしに治療する歯科医にいくのはやめましょう。
 
 
・神経治療でラバーダムやマイクロスコープなどを使用していない・・・・
 
私は神経治療はしていないが、普通の虫歯治療でも、ラバーダムを使用していた。
ラバーダムとは、治療する歯以外を覆う方法で、唾液などに含まれる虫歯の菌からの感染をかなり防ぐことができる。
神経治療でラバーダムを使用しない場合の失敗する可能性は50%以上とのデータがある。
このホームページは、神経治療の説明がわかりやすい。
http://www.ha-channel-88.com/musiba/root-treatment.html

アメリカでは10年以上前から神経治療にマイクロスコープを使用することを州法で決めているほど不可欠な機器なのに、日本は普及がひどく遅れている。
 
 
その様に、日本で神経治療が遅れている理由には、時間をかけて治療すればするほど儲からないからということがある。
その様なわけで、治療したはずの歯が痛むということが起こってしまう。
先進国の歯科治療はほとんどの場合、保険は使えないか、半分程度負担することが多い。
まともな神経治療を日本の保険で希望するのであれば、よほど人柄の良い先生を見つけなければ難しい。
 
 

                        おすすめの歯磨き粉 子供編
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日本の小学校で健康講座を受けたときに、歯磨きの後のうがいはしないか25ccまでにするのが良いとのことだった。
前述の虫歯が治ったときにも、歯磨きの後はすすいでいなかった。
スイスの歯科医もすすがないようにと指導していた。
 
ただ、普通の歯磨き粉で磨いた後すすがないと白い粉っぽさが残るので、この半透明の歯磨き粉がおすすめ。
研磨剤が入っていないようなので子供用。
 
また、すすがないと気持ちが悪い場合は、初めにすすいでおいてから歯磨きするとまだましな気がする。
あるいはほんの少し、舌のところだけすすぐところから始めてみるのもいいだろう。
 
神経治療をする必要がないように、日ごろからしっかりと歯のメンテナンスをしておきたい。



追記
2018年7月
日本で小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
アメリカのスーパー、ホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
応援よろしくお願いします。海外発送は別途お問い合わせください。
Naturange(ナチュランジュ) https://www.naturange.shop/