エコ都市ミラノ

ミラノ市はエコ都市として名高い。そうな。

中心部への乗用車の乗り入れも規制されている。
うちのアパートは、どうやら規制区域内のようだ。
もちろん、登録しているので罰金を払わされる心配はない。

エコ都市であることを実際の生活で感じることも多いが、便利な部分では、車の乗り入れが制限されるに伴い、トラムが増便や新規の路線が出来たことなど。

一番困るのは暖房の問題。
一斉に10月15日からしか暖房が入らない。
わが家は外装工事中だったので薄暗く寒いのを我慢しなければならなかった。
まあ、これはいいとしよう。

問題は、一日に12時間しか暖房が使えないことだ。
この時間設定はアパートごとに、決まっているらしく、自分の都合では変える事ができない。
困るのは、朝、もっとも寒い時間に暖房が入っていないこと。
朝子供が布団から出ようとしない。
古い家なので、窓枠が木製はくるいが大きく、ウレタンの緩衝材をつけても隙間風はなくならない。


結局、前任者が購入した2台の暖房を使うことになっているので、わが家の暖房に関してはエコどころではない。
それらを使った小さなエコ実践として、スイッチを切った後の暖房（熱放射型）の上に布団を載せて、布団乾燥機を使わずに乾燥させてたりしている。


ちなみに、日本で暖房と冷房のエネルギーの消費はどちらが多いと思いますか。

答えは　暖房です。
世界的にも暖房のエネルギー消費は大きいのです。