引越し

ミラノの中心部は世界大戦で壊されたところを除き、19世紀後半までの古い建築物も多い。
パリも同じようなものだろうか。

それらの優美な外観はいいとしても、生活するのは別の話。
エレベーターのない時代に作られているので、階段のホールに無理やりリフトを押し込んで作っているために、引越しには使うことが出来ない。


ミラノは9日ほど雨が続いていて、とてもかわいそうな時期に引越しをされているところに出くわした。
それも、同じ場所で3日前にも同じ場面を見ている。
まあ、私達も雪の中チューリッヒ入りした覚えがあるが。

ちなみに、この外側の簡易リフト方式、荷物が落ちることが少なくない。
私達の引越しやさんはピアノを落としたことがあったらしい。
ということで、保険をかけてくださいといわれた。

私達はこのリフト方式の際の駐車の許可が取れなかったために、２階半の部屋まで階段で上って運んでもらったとのこと。

引越しは大変です。