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ヨーロッパの薬、日本の薬

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ミラノ在住の日本人向けにコラムを書くことになったので、花粉症の薬について調べることにした。


以前「スイスの薬は良い」と聞いたことがある。
今回調べてみて分かったのは、多分欧米で一般的な売薬がいいのではない。
日本の売薬が遅れているということ。


「良い薬」とは、良く効いて副作用が無い薬のこと。
日本でよく売られているのは古い副作用の強い薬、言い換えれば「悪い薬」ということになるのかもしれない。



花粉症ならクロルフェリナミン(第一世代)が一般的だが、ミラノではそのような副作用の強い薬はほとんど手に入らず、第二世代の薬が一般的だとのこと。
よく宣伝している薬にも副作用の強いものが使われている。
薬局で買うときには、名前で選ぶよりも第二世代を指名するのをお薦めします。

あと、日本の薬で気になるのは、似たような効果を持つ薬は複数配合されていること。
こちらは、一種類の薬飲み配合されていることが多い。

多分、薬事法で売薬の配合量が決められていて、それ以上入れられないが、効果を高めたいために、そのようにしたのではないだろうか。


写真は抗ヒスタミン剤の目薬とスイスで買ったホメオパシーの鼻炎薬。
残念ながら、イタリアはホメオパシーがスイスやオランダ、フランスほどは一般的ではないようです。