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近所で爆弾テロ

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写真は前の通りの秋の風景
ヨーロッパの秋冬は雲が低くどんよりしている。
次の日曜から冬時間。


近所で爆弾テロがあった。
幸い死者は出なかったが負傷者があったそうだ。
犯人はリビア人の男。
夫は日本に出張中なので、イタリア語の分からず詳しい情報は分からない。
ヤフーイタリアを見て、場所を特定出来たぐらい。
その日は子供の習い事があったので、現場の数百メートルのスーパーで買い物をしていた。
翌日から、150mほど先のベルルスコーニの実家の警備員が防弾チョッキを着るようになった。
中央駅近くでも大量の武器が押収されたという情報もあったので、ミラノはスリ、誘拐以外でも治安の悪化がすすんでいるのだろうか。


2、3年前だったかイギリスでテロが頻発した時に、後にうちの子が行くことになる学校の校章がユニオンジャックから、あいまいなデザインに変更されたとのこと。
その頃、私達はスイスにいたので、全くテロの心配をする必要がなかった。
日本だったらそのようなことはないだろう。


一般的に、イタリア人は中東というか、広くはイスラム人が嫌いらしい。
スイス人は中東の人々を好きではないにしても嫌ったりはしていなかった。
なぜならスイスにはオイルマネーを持った中東の人々がやってきて、スイスの銀行にお金を預け、高級ホテルに宿泊し、ロレックスを買ってくれる上得意様だからではないだろうか。

ミラノでは、一昨年中華街で大規模な中国人による暴動があったため、東洋系にも悪い印象があるらしい。
なるほど、近所のお店に行っても、なじみになるまで愛想が悪いはずだ。
それに引き換え、ヴェネチアは東洋系の殆どは観光客だから、日本人にも親切にしてくれる。