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役に立ちそうなこと、失敗談などを適当に書いています

弦楽器フェア♪

 
 
楽器フェアと聞くと、
??あまり関係ないな、という感じだが、実はとてもお得な催し。
 
今回は3日連続で川畠成道氏の演奏が聴ける。
3日通しの入場料1000円で子供は無料なので、子連れにはおすすめ。
東京のフェアは、クレモナに住むバイオリン制作の日本人マエストロから教えてもらった。
 
普通のコンサートと違うところは、モダンバイオリンをいくつか弾いてくれるところ。
私が感動したのは、そのバイオリンが、なかなか鳴らないものであっても、川畠氏がバイオリンと対話するように誠実に弾いてくださっていたところ。
奏者によって順番が決められたのか、徐々に音が良くなり、徐々に拍手が大きくなった。
 
クレモナからの出品が健闘していた。
日本がんばれ!
見かけといい、セミオールドバイオリンでも出したか、古い材料を使用したのではないかと思った最後の作品(大手メーカーのバイオリン)は予想に反して新作とのこと。
材料の乾燥に秘密があるようで。
モダンは低音域にどうしても限界があるとのデータをあとで見つけて納得した。
それが、価格がうまいことつけてあって、モダンとオールドの中間。
 
ミラノ時代にクレモナのフェアを訪れたことがあった。
どちらかといえば、製作者が材料を買い付けるような雰囲気で、試奏している音が少なかったが、規模は大きかった。
 
一方、今日の メイン会場は試奏の音が鳴り響くにぎやかな雰囲気だった。
コンサートの最後に出ていたバイオリンも試奏されていたので横に行って聞いてみたが、低音がよかった。
同じバイオリンが、ホールと奏者にめぐまれると、あれだけの音が出るのかと驚く。
 
分数バイオリンが意外と安く展示してあったので、小さな子供さんをお持ちの保護者にもお勧めです。
納得してから買えるのはいいところ。
それから、他に驚いたことは、カーボンの弓が豊富で価格も高価だったところ。
 
ヤマハのブースでは、いろいろな支点の弓を弾き比べさせてもらえるコーナーがあって、高校生に人気だった。
支点が若干変わるだけで、重く感じたりするのが不思議です。
 
とりあえず、練習しなければ!