Die Beacon モダンアートの美術館
Die Beacon モダンアートの美術館 外部風景
NYはモダンアートで先駆的な場なのに、今回がモマに続く久々のモダンアートミュージアム訪問。
中心となる展示はミニマリズム。
ミニマリズムは見ていると瞑想をしているような感覚になるアート。
ジャッドやセラなどおなじみのアーティストもゆとりの展示でゆっくりと見ることができる。
個人的には、小さな作品しか見たことがなかったダン・フラビンの展示(初期の物)が多かったところが良かった。
展示空間が大きく、天井高も高めなところが素晴らしい。
マンハッタンからは車や電車で2時間程度かかるに違いない場所だが、この空間を求めて郊外まで来るだけの価値があるかもしれない。
オーディオサービスは無いが、土曜日にツアーをやっているようなので、そちらに参加するもの良さそう。
カフェは簡易な設備ながら、手作りのスープや胚芽入りのパンを使ったサンドイッチがおいしかった。
食べているといろいろな話し声が聞こえてくるが、フランス語が多かった。
細くて背の高いカップル(北欧?)も見かけたので、ヨーロッパからのゲストが多いのかもしれない。
そういえば、歴史のある国であるドイツやスイスなど、ヨーロッパは実はモダンアートのミュージアムが素晴らしく充実していて、ここよりもよほど混雑している。
カフェと同じ空間にあるブックショップで30分以上ファイドンが出している大型の建築本に見入っていた。
190ドル以上する高価な本で良い内容。
駅が近く、徒歩で来ることができるが、それでも、シャトルバスも出ているようだった。
チェルシーにもギャラリーがあるが、現在は開催していない様なので、次回に期待したい。