読書日記　禅の本 - どこでもブログ

文庫で手軽に読めそうだと購入した禅の本

混沌とした日常生活の中に、禅の考え方を取り入れる目的でこの本を手にする人がほとんどではないかと思う。

私の場合は、身内の病状が思わしくなく、心に調和をもたらすのではないかと期待して購入した。

確かに、早朝に起床し、座禅を組み、掃除し、簡素な食事をする生活をされているだけに、そのお話を読むと心が落ち着く。

そのように達観しているように思える彼らではあるが、同じ禅の僧侶であっても、そりの合う合わないがあるというところが面白い。

やっぱり人間はそういうものなのだろう。

有難いお話が多い一方、理解の仕方を誤れば、「逃げじゃないの？」という部分もある。

すべてをそのまま受け入れるほど完璧な本ではない。

けれど、謙虚な気持ちにリセットしたいときにはとても良い本だと思う。

ちなみに、アジアの仏教の僧で結婚してもいいのは日本だけのようで、他の国の仏教僧からすると、かなり違和感があるらしい。

「結婚して子供もいるなんて僧侶ではない！」というのが彼らの考え方。

ちなみに、アメリカでは「禅」は宗教的なニュアンスはかなり薄くなってきていて、「ZEN」とは「瞑想すること」と同義に扱われることもあるようだ。

ニューヨークタイムズ紙にも、ストレスの多いビジネスマン向けに禅やヨガのDVDや講座等のサービスを提供する

ホテルが増えてきているという記事が出ていた。

結局、この瞑想をかっこよく言い換えたものがZENではないかと思う。

瞑想の効果についてはまた書いていきたい。

追記　　　　　　　　　　　　2018年7月

日本で小さなオーガニック食品・雑貨ネットのお店をはじめました。

アメリカのスーパー、ホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。

海外発送は別途お問い合わせください。