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サンフランシスコとナパバレーの旅 ワイナリー編 コッポラ監督のワイナリー

サンフランシスコからなナパに入ると、そこは夏だった。
距離的には100キロも離れていないはずなのに、こうも気温が違うとは。
 
 
アメリカのワインといえばナパ・バレー
ナパバレーといえば、オーパス・ワンというイメージがあった。
 
それが、今回は我がアドヴァイザーの強い推薦により行ったところはイングルヌックというワイナリー。
ルビコン」というワインがおいしいとのこと。
 
実はここ、フランシスフォード・コッポラ監督の所有するワイナリー。
有名人が副業として片手間にやっているというのはよくあるけれど、こちらは力がかなり入っている。
コッポラ監督は素晴らしい映画を作ったものの、経済的には恵まれず、ワインで成功したとも言われているほど。
 
 
 
こことは別に複数のワイナリーを所有しているようで、ソノマでは「Rosso & Bianco」というワイナリーから「コッポラ」という名前で出ている。
比較的大量に生産されているテーブルワインは、よく売れてるらしい。
日本でも手に入らないかと楽天で調べてみたが、物によって1500円程度で手に入る。
円安で今後はもっと高くなるはず。
 
 
 
イメージ 1
 
                       映画のシーンに出てきそうな趣のシャトー
 
 
         
イメージ 2
 
中も落ち着いた感じでヨーロッパの雰囲気がある 
売られている小物も世界から厳選されたもの
また来たい!
 
 
メインストリートからかなり奥に入るので、通り過ぎて引き返してやっと着いた。
ゲートからメインエントランスまで、徒歩で行くには遠い距離があるのって、プロローグのイメージ。
 
ワインの試飲ツアーには予約が必ず必要。
子供連れゆえ通常のワインツアーには申し込むことができず(このあたりはアメリカはかなり厳しい)
プライヴェートの試飲を予約していた。
チーズとパン付で二人90ドル。。。。
 
数あるワイナリーで試飲した経験があるが、ここは他とは全く違った印象だった。
珍しく作り手では無く、知識の豊富な複数のソムリエが解説してくれた。
このイングルヌックを継承してきた作り手の歴史的な功績を受け継ぎつつ、新たな所有者として再生と発展の歴史を加えていこうとするコッポラ監督の信念が具現化されている。
 
その年配のソムリエは、歴史的な知識が豊富で、MR.ソムリエと言いたいほど。
何を聞いても的確に答えてくれた。
ルビコンという何年か前までのシグニチャーブランドの意味は、カエサル(シーザー)の歴史的な地名から着ている。
もう引き返すことができない戦略的に重要な拠点。
こういうのも、ローマの長い歴史を知らなければ、そのワインにこめられた意味も理解できない。
 
塩野七海著 「ローマ人の物語」 はエグゼクティブも教養にと読んでいるそうなので、どうぞ。
43巻まで出ています。。。。。
 
面白かったのは、コッポラ監督にまつわる資料も展示されていて、ひげもじゃになる前の顔の写真があったこと。
イタリア系のコッポラ監督、あんまり男前じゃない。
なるほど、髭のある方がかっこいいぞ。
さすが監督、自分を演出するのも上手なのだ。
 
 
本題のワイン
2009年という比較的若いワインを試飲した。
子供には香りだけをかいでもらったが、結構有望な表現力。
香りを何かに例えて表現することができていたので、若いソムリエさんに褒められていた。
 
買って送ってもらおうと思ったら、会員になると25パーセント割引にしてくれるということだったので、酔っぱらった勢いで登録してしまった。
これから定期的に購入しなければならない。。。。
 
後日、ワインが届いた。が、高価なワインって家では開けにくい。
安い方のコッポラ買って飲もうかしらと思う私はどこまでいっても庶民。
 
家族や友達に持って帰ろうかな。
ナパに行ったら、ぜひ訪ねてみてください。 

追記
2018年7月
日本で小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
オーガニックワインも秋に取り扱う予定です。
アメリカのスーパー、ホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
応援よろしくお願いします。海外発送は別途お問い合わせください。
Naturange(ナチュランジュ)