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書籍紹介 「ほめ言葉」ブック


ハリソンで開催している心理学講座に参加してから、心に関することをもっと知りたくて買った本。
アサーション講座でも紹介されていたが、この平木先生という方は、日本でこの分野の第一人者だそう。

いいところは、わかりやすく伝えようとしているところ。
この本も題名の通りとっつきやすい内容。
そう、「良いことがいっぱい起きる」というのは魅力的。


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かわいらしい装丁だけれど、簡単な言葉の中に、
心理学的な研究の裏付けがある


海外にいると、日本人は褒めるのが下手だなと痛感する。
マンハッタンにあるプラット・インスティテュートという大学の中にある社会人向けCADの講座に
通っていたとき、先生は大売出し状態で「エクセレント!」という言葉をかけてくれた。
慣れるまでは、何となく恥ずかしかったけれど、一生懸命応援しているんだと感じたものだった。

でも、褒める言葉は使い方に注意が必要だそう。
使い慣れずに間違った使い方や心のこもらない使い方をすると、「攻撃的」とも受け取られるとのこと。
例えば、嫌味で言っていると受け止められたりするようだ。
褒めるにもテクニックが必要なのだ。

しかし、この本は読者の試しやすさや使いやすさを優先しているのだろう、
他の人間関係をよくする本と違っているのは、心理学的に研究されて明らかなことであっても、
あまり小難しい引用をせずに簡単なほめ言葉の例をあげていること。

簡単にほめ言葉を紹介しているようでいて、実は、視野を広く持つことで人間関係を
円滑にする方法や、落ち込んでいる人の励ましについて具体的に書かれていたり、
単に「ほめる言葉」に限定していない。

配偶者にも使えるし、受験に失敗した子供にも使える。
身近な人ほど認めてあげるほめ言葉が必要だったり、身近な人にしかできない
心にしみる褒め方もあるのだと気づかされ、勉強になった。

装丁でも予想されるように、読者は主に女性を対象としているので(←多分)、
男の人には今一つイメージが難しいかもしれない。

それでも、気楽にさらっと読めるので、性別を問わず、図書館で借りてみるのをお勧めする。


おまけ情報 

TEDより
アネット・ホイザー: 経済の成功を左右する影響力を持つ3つの会社
9分49秒
http://bit.ly/1rvYdxA


追記
2018年7月
小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
トレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
応援よろしくお願いします。
Naturange