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国際引越し <保険編>

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海外で生活するためには、引越しが欠かせない。


引越し保険には期待しない方がいい。
オランダ時代の友人から話を聞いていた。

例えば、マイセンのような高級な皿がかけても一切補償は無かったらしい。
陶磁器は全損の時のみ。

家具に関しても、機能が損なわれた場合には修理してもらえるが、少々の傷などは対象外とのこと。
電気機器は、もちろん外損が無ければ補償の対象外。


それでは、費用を負担してまで一体何のために保険をかけるのか。
高速で横転炎上爆発する確立は0ではないので、やはり必要なのだそう。



日本からオランダへの引越しはクロネコさんにお願いしたが、荷物は完璧に到着した。
ただし、オランダでのベッド組み立てで壁に傷をつけられたりもした。
細かいところは日本と違って目をつぶる必要がある。


さて、今回のミラノ引越しだが、私も慣れたもので自分で梱包したものには全く破損が無かった。
プロ梱包分の有田の手描鉢1枚、香蘭社の小鉢2個、ボヘミアングラス1個の犠牲にとどまった。

何よりきつかったのは、ミラノ入りして3日後に保険請求の締切日だったので、全てを開封して破損の有無を一つ一つ緩衝材を取り除いてチェックしなければならなかったこと。
始めの3箱目ぐらいで4つの破損が見つかったので、かなり緊張した3日間だった。

結局、面倒なので、保険の請求はしなかった。
たった、30ユーロ程度のために、仕事中の夫の手をわずらわせてドイツまで面倒なやり取りをしてもらうのが億劫に感じたから。

テーブルなどの少々の傷も引越しの回数を重ねるごとに増してきた。
大阪のリッツカールトンの家具のように、わざと経年変化状の傷をつける場合もあるので、良しとしようか。

東京で買ったイタリア製の家具達は遠路遥々帰省してきたが、再び日本に戻るのだろう。
その時期は未定。