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日本と海外の医療の違い 終末編

若い間、友人と集まった時の話題の中心は、好きな人のことやファッション。
関西は、おいしいレストランの話がメインかも。(私だけ?)
それが、結婚して落ち着く30代後半は子供のいる人は子育てに話題が変わり、ちょくちょく病気の話もでたりする。
そして、40代後半以降は親の介護の話になるそう。
 

以前、東京でオステオパシー(西洋版の整体のようなもの)の先生が、日本は先進国の中でも寝たきりになる期間が突出して長いという話をされていた。
終末期の医療について、そろそろ身近になりだし、その原因についても考えるようになってきた。
 
日本では、食べることが難しい状態になると、胃ろうという処置を行うことがよくある。
胃ろうとは、栄養を胃に直接送る延命の処置のようだ。
これによって、チューブにつながれたまま、寝たきりで何年も過ごすことが少なくないらしい。
ただし、体力がある場合、これによって元気を取り戻すこともあるので、すべて否定するのではなく、ケースバイケースの判断が基本。
 
 
一方海外ではどうなのかというと、この胃ろうは高齢者には一般的ではないとのことだった。
胃ろうをしないで、水分がメインの点滴だけ。
でも、その最後はとても穏やかなものらしい。
老衰(枯れてゆくこと)は人間の自然な姿だと受け入れるのでしょう。
 
家族としては少しでも生きていてほしい。
胃ろうを選択する気持ちがよくわかる。
でも、本人は案外苦しまずに逝きたいと思っているかもしれない。
健康に自信が無くなった時には、あらかじめ家族に胃ろうをしないでほしい旨を伝えておくのが良いだろう。
 
 追記                    2018年7月

ほぼ無添加の食品を扱うショップを始めました。  
子供が5歳の頃日本でアレルギーになり、怪しい食品をやめたところあっさり完治したことがきっかけです。それ以来、ずっと私は何を買うにも食品の裏の表示を見ています。老眼がつらい。。。
海外発送は別途お問い合わせください。
Naturange(ナチュランジュ)