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危篤の連絡を受けたとき その2

 
危篤の電話があった時、すでにある程度の心の準備ができていたにも関わらず、夫としばらく連絡がつかなかったため慌てたことを思い出す。
フライトを決められないことがつらかった。
 
フライトの時期について
血縁関係のある場合、仕事の調整がつけばすみやかに帰国することをすすめるものの、その後、落ち着いて容態が回復したり、子供の学校を休ませたくない場合には、亡くなってから葬式に参列するために、家族は時期を遅らせてフライトをとる選択肢もある。
 
フライトに関しては、会社の補助があるかないかでかなり負担が違ってくる。
そんなことは言っていられないと思うかもしれないが、当日券で時間が無い場合、会社の方の助けがなければ、当日チケットのカード決済できないこともある。
日系航空会社カウンターの当日エコノミークラスのチケットは一人7000ドルとのことだった。
 
会社の補助が期待できない場合、何かのついでに旅行代理店に聞いてみることをおすすめする。
発券可能なタイミングや価格を調べておけば、それに備えた心の準備ができるだろう。
航空券には予約日オープンの物などもあるので、予約の時期の制約等を確認したうえで、上手く活用できるかもしれない。
旅行代理店の中には24時間電話でフライトの予約ができるところもあるので、調べておくこと。
当日券の場合、旅行代理店を通しても日系の航空会社で5000ドル以上だった。
どの航空会社にするかこだわらなければ、NYは便数が多いので、翌日まで待つ可能性は少ないのがありがたい。
 
航空会社で直接購入する場合、空席や食事の予備があれば3時間を切っても発券可能だが、上記の様にかなり負担が大きい。
他に安いプランを探してもらえないか、勤めている会社と航空会社の営業との間に取引がある場合はディスカウントしてもらえることもあるので、会社の名前を伝えてみよう。
カード決済する場合は、事前に限度額を引き上げる手続きも必要だろう。
引き落としに備えて、その分の費用を銀行の貯蓄口座から当座預金に動かしておくことも忘れずに。
 
会社関係ですること
日頃から、危篤や忌引きの場合の会社の補助について調べておくこと。
会社から補助が出る場合には、急な帰国があった場合について話をしておくこと。
また、それが週末にわかった場合の対応などについても決めておくのがいい。
 
私たちの場合、旅行代理店が発券できる3時間前を切っていたので、(24時間対応の電話がつながりにくかったため)週末にも関わらず、複数の会社の方や航空会社の営業の方にお世話になり、乗れることが分かったのは飛行機の出る直前30分前だった。
 
その他の準備
スーツケースの中に喪服(バッグやネックレス、黒い靴も)や黒い服、数日分の同行者(子供)の服を入れる。
物を忘れてもレンタルや購入はいくらでもできる。
忘れそうなのは、子供の服。
私が子供の頃、祖母が亡くなった時、一人だけグレーのブレザーを着ていたのが何となく違和感があったので、今回は取り急ぎ、ファミリアのジャンバースカートとジャケットのアンサンブルを入手した。
式では多くの方が来られるので、できればきっちりした服を着せたかった。
小学生となると年齢的にアンサンブルは少なくなり、ブレザーとスカートの組み合わせが増えるが、いずれにせよ大人に比べてあまり選択肢が多くないような気がする。
今回は出発前にネットで購入して間に合ったが、配送が間に合わないよりは、日本に到着してから事情を知る方に、百貨店で購入してもらうかレンタルについて調べてもらうなど、手伝ってもらってもいい。
着物を実家に置いている場合は、着ることができる状態に整えてもらおう。
こちらもレンタルがあるので、小物を忘れても何とかなる。
子供も含めて、習い事のキャンセル、学校への連絡など、電話やメールで知らせるのを忘れないように。