サンフランシスコとナパバレーの旅 グルメ編 飲茶
♪サンフランシスコのチャイナタウンの飲茶♪
昔、こんなコマーシャルがあったので、(一体何年前?ヒントはドーナツ)
そうか、今回の旅行は飲茶というのもありだなと思った。
このお店Yank Singは、日本人にも人気
検索するとたくさん出てくる
でも行ってみると、そこはチャイナタウンではなく、ビジネス街であった。
既に作ってあるので、多忙なビジネスマンにとっては都合が良いようで、いつも混んでいるとのこと。
香港在住経験5年の我がアドヴァイザー曰く、
「チャイナタウンは時に、悪臭がひどいけれど、ここはそれがないから衛生的に食品を扱っているのではないか」と思うとのこと。
なるほど。
しかし、本場香港でも今は人件費削減の為、蒸し物や揚げ物等の後で火を通すものは、中国にある加工工場でまとめて作っているので、この飲茶のお店も悪臭もなければ、出されているものもメイドインチャイナかもしれない、と疑ってみたりした。
後でパンフレットを見たものの、手作りとは一言も書かれていない。
前置きが長くなったが、着席後10秒台でワゴンが回ってきて、あっという間に注文することに。
シグニチャーメニューの小龍包。
ちょっと多いかなと思ったのだけれど、あっという間に無くなったので、2回頼んでしまった。
かくいうわたくしは、これまで、ロンドン、シドニー、香港、シンガポール、そして日本のワゴン飲茶店へ行ったことがあるのだが、ロンドンではパクチーやその他のスパイス類が入っているのを知らずに注文し、苦手な私はのどを通すことができず、トイレに駆け込んだことがあり、それ以来海外で飲茶に行っていなかったことを思い出した。
その遠い昔の恐怖体験以来だったが、ここの飲茶は日本人の口に合う味だったので助かった。
中でも小龍包は一番ジューシーで大満足。
でも、しょうがのソースの色が赤くて、ちょっと不健康に見えるのが残念。
ここで解説!
飲茶マスターへの道(?)
・誘惑に負けるな!
ワゴンが次から次へと回ってくるので、回る寿司の店に行った時の様な状態になってしまう。
それどころか、ワゴン台のお姉さんが頻繁に声をかけてくるので、回るすし以上に慌てる。
先にお茶など注文しておいて、あらかじめ、いったい何を食べたいのか、メニューを参考に自問自答し、出来る方はイメージトレーニングしてからのぞむこと?
もっと食べたいのに、気づいたらお腹いっぱいで悔しい思いをしないように、自制心を持ってオーダーすべし。
・予算に見合った注文のとりかた
ここは飲茶のお店である。
メニューにあるほとんどすべてがワゴンで回ってくる。
ここで、ついついとりたくなるのは、メインになりそうなサイズの魚の蒸し物料理など。
しかし、メニューをチェックすると、他の3,4倍の価格だったりする。
ここはせっかく飲茶専門店なので、他のレストランにあるようなメニューの誘惑に負けてはならない。
・おすすめの飲茶
ヘルシー志向の方には、写真の緑色の茎の様な野菜もおすすめ。
このチャイニーズブロッコリーと言われるもの、日本語で芥蘭(ガイラン)というのだろう。
アジアの飲茶には定番の野菜で、普通、菜っ葉類の茎はおいしくないが、これはそもそも茎がメインのようで、歯ごたえが良くおいしい。
練り物、混ぜ物がおおいので、箸休めにもなる。
若いころには、揚げ餃子という、餃子の皮の代わりにもち米のお団子で包んで揚げたようなものが大好きだった。
ワゴンで回ってきたのは4個入りだったのでさすがにカロリーを気にして注文しにくいなと思っていたところ、交渉したら、半分で出してくれるとのこと♪
中国人はわがままなお客さんが多いので、対応になれているのだろう。
何年振りかで食べた懐かしい味。
ちょっと甘めだけどおすすめ。
・注文の順番
いわゆる肉まんは、日本の物よりも皮が厚く、中の詰め物も甘めなので、あまり食事の初めに注文してしまうと、すぐにお腹がいっぱいになって後悔する。
出来れば注文するのは控えるほうがいいが、少なくとも人数分とると後悔するので、ある程度食べてからそれでも食べたい時、少な目にオーダーして分けよう。
Yank Sing
日本の情報がアップデートできていないので、自信がないが、手作りの飲茶を食べることができるところは大阪ヒルトンホテルの地下にある飲茶専門店。
しかしここはワゴンサービスではないのと、味も普通で、予算は控えめ。
でも、その場で飲茶をつくっているところを見せてくれるので、中国で作った冷凍品を食べさせられる心配がない。
サービスも素晴らしいので、ラグジュアリーな飲茶を望まれる場合にはおすすめ。
ここの担担麺もおいしい♪
とりわけのお皿も出してくれるところが◎
追記
後日、子供が、また飲茶を食べに行きたい!と叫んでいた。
ワゴンサービスも楽しいし、春巻きや小龍包など子供向けの食べやすい、小さなサイズのものが受けたのだろう。
注文してからサーブしてもらうまで秒単位なのは、小さな子供連れには有難い。
ご家族でどうぞ。