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役に立ちそうなこと、失敗談などを適当に書いています

牡蠣の黄金焼き


ニューヨーク郊外には日本人経営の日本食レストランが点在している。
牡蠣の黄金焼きを食べたのは、近所のアーズレーという小さな町にある「さざん」というお店。
お隣の方が食べているのが魅力的だったので注文したところ、想像以上においしかった。

実は私、牡蠣は苦手で、もうこの年になるまで数えるほどしか食べたことがなかった。
今でも覚えているのは、子供のころ牡蠣のフライを食べたときに、その断面を見てしまい気持ち悪くなったから。
同じ貝類のムール貝は、ベルギーなどでバケツ一杯ぐらい平気で食べていたのだけど、妊娠中に食べたところ、気持ち悪くなってから長年食べることができなかった。

さすがにそれから月日が経ち、記憶も薄れてきた(大切な記憶までとどめていないという説有・・)ことや、もともとのんべえなので、お酒と相まっておいしいというわけで、すっかりはまってしまった。


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買ってきて、袋から出そうとするところ

パソコンが壊れてデータ復旧を依頼していたものができたとのことで、マンハッタンに出た帰りにいつものグランドセントラルのマーケットによって買って帰った。
1個1.5ドル 1ダース以上は1個1ドルとのこと。

それが、オランダのマーケットでウナギを買ったあと非常に後悔したその次ぐらいに後悔したのが、殻を開ける処理が大変だというところ。
さすがに生きたウナギちゃんに着手する覚悟を決めるのに2日を要したが、今回はユーチューブの殻あけ動画を見ながらスムーズに行ける

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と思ったら、動画の様にキッチンばさみで殻は切れない!
確かに、日本のよりごつい殻だから、切れるわけないか。
アメリカの海はカルシウムが豊富なのかな、なんて思いながら、ほかの殻あけサイトを検索していると、「岩垣の開け方」なるものが出てきた。
岩垣???
日本の岩垣は知らないけれど、(スーパーできれいにむかれたものしか見ないので)確かに、そうかも。

というわけで、早速工具箱からペンチを取り出し作戦開始。
がっしりしたペンチだけれど、私の握力が足りない。
(小学校の頃は女子の中で一番握力が強かったはず)
やはり男の手が必要かと思ったが、うちの男の手は私と同じぐらいの握力しかないぞ。
というわけで、あきらめて再び作業に入る。

一個目の牡蠣君はぼーっとしていたので、ちょっと殻を開けていたその隙間に小さなトングを差し込んでこじ開け成功。
二個目以降はさすがに、ぼーっとちゃんではなかったらしく、正面から戦いを挑んだ。



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牡蠣は下処理が大切らしい
塩と片栗粉で混ぜ混ぜ



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オーブントースターから出したところ


並べて置いた殻に、半分に切った牡蠣を並べ、クリームシチューのルーと卵黄を混ぜたものを乗せた。
生クリームと白みそを混ぜたものを上にかけて盛り付け終了。

お味のほうは結構いけます。
サザンで食べた次においしかった。
もっと食べたかったけれど、一人3個を準備するのにどれだけ大変だったか。
やっぱり外で食べるほうが楽でいい。
そう思いながら、もっと大きい牡蠣を見つけたら1ダースぐらい買いたいと思ってしまった。

ごちそうさま!

追伸

今日にじやさんに行ったら、アメリカ産の生食用の殻のない生ガキの瓶詰発見!

追記
2018年7月
日本で小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
アメリカのスーパー、ホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
応援よろしくお願いします。
Naturange   https://www.naturange.shop/