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役に立ちそうなこと、失敗談などを適当に書いています

ホワイトプレインズのバイオリンのお店

子供の身長が毎年10cm近く伸びていることに驚いて、とりあえず服は買うものの、
手持ちのバイオリンがすでにかなり小さくなってきていることに気づいていなかった。
あっという間にフルサイズバイオリン一歩手前の腕の長さで、身長的にはOK。

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実はこのウエストチェスター南部は私の知る限りバイオリン店に恵まれない弦楽器店不毛地帯
アーズレーに専門店があるものの、何とカウンターのみで、しかも店員さんは弦楽器について詳しくないため、アポなしで寄れる場所でない。

子供の成長に気づき、慌てて一回り大きなバイオリンのことをあれこれ検索したところ、ホワイトプレインズに専門店が出来ているのがわかった!

DZ Strad Violin Shop 
60 S Lexington という、かなり大通りなので、車の運転や駐車が心配だったものの、店の前のメーターパーキングが停めやすくて、意外なほどスムーズに行くことが出来た。


今回は、子供のバイオリンを探していたものの、ちょうど、私のバイオリンが弾きづらいのは、あご当てが高すぎる(あご当てが高すぎるのではなく、私の首が短いのだ。。。)うえに、あご当ての下の方の金具の出っ張りが、鎖骨にあたって痛いことが原因ではないかと気になりだしたので、子供を連れていく前に、とにかく、どんなお店なのか様子を見に行ってみることにした。

その日は月曜日で、楽器の修理相談担当が不在の為、子供の分数バイオリンについて聞いて
みることにした。
修理担当者は火、水、土に来るとのこと。
お店の若いお兄さんに、あご当てのこと等話した後、最後に初心者だと伝えたところ、一瞬顔が輝いた。
腕に覚えのあるうるさい人相手の接客より楽なんだろうか。
そういう訳で、ご親切にも喜んで試奏してくださった。
僕はこのバイオリンが好き、でも予算より高いね。それなら、これも価格の割に悪くないとか、商人的アドヴァイスではなく、率直な意見が参考になる。
まだ固定客が少ないせいなのか、ゆっくり見せてもらえるところもいい。
英語の下手なお客さんなのに、ちゃんと接客してくれてありがとう♪

でも、こんなに客が少なくて大丈夫?と思わないでもないが、実はこの会社は卸売りがメインだそう。
なので、在庫がたくさんあり、ネットでも結構たくさん見ることが出来る。

でもって、肝心のバイオリンはというと、いい感じの音のは4分の3のもので、想定の範囲内の予算。
本当は桁を加えた良いものがよかったけれども、子供はまだいい音が出せないので、これでも十分すぎるほど。
バイオリンというのは面白いもので、倍出せば音色が倍に良くなるというものではない。
でも確実に違うのだ。

かましくも、比較の為に、現在使っている子供のバイオリンも弾いてもらった。
ーーー。
日本で買ったもので、弓を合わせてもこれより安い。
購入した時にはいい音だなと思ったけれど、まあ正直なもので、やはり差は歴然。
それでも、レンタルバイオリンと違い、学校のミニコンサートではそれなりに大きな音で頑張っていた♪

翌日、日本食品店にバイオリン売りますの張り紙をだしに行ってみた。
試奏のやり取りや貸出などの面倒なことも価格に含めることを考えて、買った価格の4分の1に
近い設定で160ドル。
知り合いの方は割引しますので、声をかけてください。
子供曰く、「私に子供が出来たらこれを使ってほしいから売らないでほしい。」とのこと。
親子そろって考えることは同じで、子供にも習ってほしいということの様だが。

そこはきっぱり、転勤族なので荷物を減らしたいことと、その頃おばあちゃんになっているお母さんがもっといいのを買ってあげると約束して納得してもらった。
いい加減な口約束でも、子供は信じてくれる。
裏切らないようにしないと。
いや、その頃ボケて約束を忘れたりしないか少々心配。
元気で長生きして、しかも、良いバイオリンを買ってあげられる余裕のあるおばあちゃん。
人生最後のステージの指針となるか。
本当は、売ったお金を新しく買うバイオリンの足しにする予定なのだ。
バイオリンとはそういうもの♪

手持ちフルサイズバイオリンのあご当て交換の続きはまた今度。



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