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起業スタートアップ!セミナー編

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                  画像加工でさぼりました・・。

 
東京商工会議所と日本政策金融公庫のコラボセミナー。
ネットでみていると怪しい民間のセミナーはたくさんあるので注意しましょう。
 
私にはピッタリでしたが、行ってみると既に開業されている方が多い印象がありました。
年代はシニア層多し。
というわけで、20代の方には居心地が悪かったはず。
 
若い方には若い方向けの東京都が主導の創業プロジェクトがあるので
そちらを強くお勧めします!!
 
さて、株式会社ラクーンと聞いてもわからなかったのですが、東証第一部上場、
しかも「金なし経歴なし人脈なしからの起業」小方功氏
というキャッチコピーに心躍ったりするわけです。
いやいや。小方先生、十分人脈おありですが、その人脈は間違いなく
ご自分で作られたものですから感服至極でございます。
 
セミナーは朝から夕方まで2日間。
二日目の税理士事務所の先生のお話は臨場感があって面白い内容でした。
起業の書籍には1年もつだけの資金を準備しましょうとあったりしますが、
そこはさすがに公共のセミナーだけあって、2年持つだけの資金準備が基本との事。
本に書かれていることは結構いい加減だなと思います。
 
パン製造小売りのシュミレーションでは、自己資金500万円、借入900万円
開店時に手元に残っているのは400万円。
1ヶ月目55万円赤字、2か月目45万赤字、3か月25万・・・
そして、半年後からは借入金の返済が12万円が始まります!
12か月目は手元にあった400万円が74万円に減少・・・・。
精神的にきついです。
そして、13か月目にようやく8万円の黒字が出て、手元資金V字回復・・・・(涙)、
という具合でした。
 
結構、心臓に悪いです。
あくまでシュミレーションですが。
 
ちなみに、自宅の近所のラーメン屋は2年半の間に3つか4つの目のお店が閉店しました。
1年どころか、最後の店は数か月ふんばれてなかった。
全てにコンサルタントがついているのではないかと思うんですが。。。。
理由の一つは憶測ですが、賃借料や自己資金比率にあるのではないかと。
 
賃借料などの黄金比も教えていただいたのですが、
賃借料は粗利の10%におさえるとのこと。
仮に店舗の家賃月20万円だと200万円の粗利が必要。
売り上げ自体は原価によってかなり違うが、上記のパン屋さんの
シュミレーションだと1年半後の家賃は粗利ではなく売り上げの
1割で、苦しそうだった。
家賃20万円だと、パン屋さんの原価率3割強の場合には月あたり300万円
の売り上げが理想ということになる。
 
私のように小売りをする場合、仕入れがパン屋さんのように3割
というわけにはいかず、原価率は6割以上になる。
その分、他の経費を抑えることになります。
値引きせずに売っても家賃20万円だと粗利200万
売上月500万円は必要。
 
売り上げの予想はあくまでも計画なだけに、高リスクです。
夢は大きく、スタートアップは小さく立ち上げる、というのが
コンサルの先生のアドヴァイス。
 
なかなか大変。。。。