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アメリカの大学でコンティニュイング・エデュケーションを受けてみた その2

前回の続きのAUTO CADの講座の様子について書いてみようと思う。
クラスに生徒は4名。
学生一人、30歳前後のお兄さんが一人、私、50代のおじさん。
 
先生は50代のアフリカン・アメリカン系の方。
えー解説しておきます。
要は黒人です。
ブラックとはいいません、今は。
この呼び方については別に特集して書きたいほど話は尽きないテーマ。
 
 
イメージ 1
プラット・インスティテュート、マンハッタンキャンパス近くにあるカフェ・バーチ
なかなかおいしいコーヒー。
名前をカップに書いてくれるのだけれど、4日後には名前を覚えてくれていた♪
 
 
 
1日目驚いたのは、英語が早くて聞き取れないこと。
2日目ちょっとましになった。でもかなりつらい。
3日目変わらず。
雑誌のイングリッシュー・ジャーナルも結構いい感じで聞き取れていたレベルだったはずが。。。。
やはり、日本に入っている英語はかなり甘いと思っていいでしょう。
 
先生にはゆっくり話してもらえると有難いと初日に伝えていたが、全く気にせず早口(多分普通の速さ)で話している。
けれど、この先生のやり方は、とりあえず説明するけど、やってみないとできるようにならないよ。
という考え方なので、結構まめに各生徒に教えてくれていた。
余談だが、たまにドイツ語が聞こえてくるので、「ドイツ語話せるの?」とドイツ語で聞いたら(←そのぐらいは覚えている)「少しね」とまたドイツ語で答えてくれた。
一応語学習得の大変さは理解しているようだ。
 
 
耳がダメなら視覚情報があるさ。
ということで、プロジェクターに映される先生の画面をひたすら真似する様になってからはスムーズに進んだ。
でも、そうすると、集中するあまり今度は耳がお留守になって、英語が入ってこない。
概念的なことが全く理解できないので、授業料がもったいない。
 
 
幸いなことに、年齢というのは正直なもので、私はクラスの中では高齢に分類されるものの、さらに遅いおじさんがいたので、私が足を引っ張ってばかりではなかった。
でも、出来るほうではないのが残念。
 
キーボードのコマンドがもちろん英語で指示されるが、VとBが聞き取れない。
バックスラッシュって何?
シアン(ブルーのこと)がサイアンに聞こえるので、始め何のことがわからなかった。
インチ表示のタブは日本のキーボードにはないものなで、かなり戸惑った。
大体インチの単位を示す記号もわからないのだから。
記号がわかっても、次にインチは10進法ではないのはかなり厳しい。
ミリぐらいの大きさを表す時にはインチの分数表示になるので、感覚的につかめない。
 
 
日本にいると、現地に住んでいれば英語ができるようになるのは当たり前だと思われるようだけれど、来てみると現実に直面するものだ。
そう、英語というものは、習得に900時間以上かかかる。
900時間というと、1級建築士の勉強時間と同じぐらい?
それだけの時間を英語に接していないと修得には程遠いというわけ。
今回は時間的には結構頑張っているような気がする。
でもよく考えると、英語を習いに行っているわけではなかった。
 
周りからは、英語の中でよく受講しようと思うものだという反応が多い。
でもね、
外資系トップの英語力」という本にも、
かっこ悪い思いして、恥かいて、失敗するのは英語習得の早道なんだと書いてある。
世間的にかっこいい外資系トップだけど、見えないところで様々な葛藤をしながら英語を習得した軌跡に心を動かされる。
まあ、そこまでして英語するメリットって、おばちゃんには少ないのよー。との考え方の方が一般的だろう。
 
尊敬する友人は、滞在2年でトーイック900以上になったと聞いている。
私は間もなく渡米して2年。
巻いていかねば。
 
 
CADは現在レベル2に進んでいる。
明日は3日目。
英語も学べる、講座で学べる、一つで二倍楽しめる。
おすすめです。
 
追記
2018年7月
日本で小さなオーガニック食品・雑貨専門店をネットではじめました。
バーチの様な美味しいコーヒー、しばらく飲んでいないなと気づきました。
バーチレベルのコーヒーやナチュラルフレーバーコーヒーも扱いたいものです。
アメリカのスーパー、ホールフーズやトレジョーの様な楽しく安全美味しくセンス良くが目標です。
応援よろしくお願いします。海外発送は別途お問い合わせください。
Naturange(ナチュランジュ)   https://www.naturange.shop/