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知られていない日本の美味しいものシリーズ 2

昨日に引き続いて、同じ写真ですみません。
今回のお題は「こぼれ梅」
若い方はご存じないと思いますし、私も若くないですが、
祖母が昔食べていた記憶がある程度でした。
 
 
イメージ 1
写真左が「こぼれ梅」と呼ばれる酒粕ではなくみりんの搾りかす
 
海外生活が長くなった時に、一時帰国の時に日本の食料を調達するのですが、
何となく奈良漬けのようなものが食べてくなって、奈良漬けに近い
「甲南漬け」というものをデパ地下で見つけたのが30年ぶりぐらいの
こぼれ梅との再会でした。
 
この甲南漬けも、お酒の好きな私には好物一歩手前ぐらいですが、
家族が好きではないのと、塩分がきついので、いつもほんの少しだけ買って食べて
満足しています。
日本の味。でもお酒が入っているので、大人の楽しみですね。
 
 
今回のこぼれ梅は酒粕よりもみりん寄りの味なので、ほのかな甘みがあります。
酒かすは単体では食べにくいので、前回書いたように砂糖をまぶして焙ったり
お味噌汁につかったりしますが、こぼれ梅はポロポロとスナック代わりに
家族で私一人だけ食べています。
何となくまったりと心にしみる味。
 
それが、酒粕もそうでしたが、メーカーさんによって味が違います。
今回は六本木ミッドタウンの地下にある福光屋という金澤のお酒屋さんで
石川県の加工食品も置いているお店で見つけました。
比較的水分が少ないのですが、料理に使うわけではないので
このぐらいでもOK。
 
少し調べたところ、ナッツとの相性がいいようですが
私は一緒に買った石川産の干し甘えびと熱燗と一緒に。
こころにしみる日本の味。
 
 
 
今では珍しい食品になりましたが、どのメーカーのものでも
500円程度で手に入ります。
もし見かけたら、召し上がってみてください。